行政書士とは?

宅建と行政書士はどっちが難しい?両方の難易度を比較!

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行政書士とは?

宅建と行政書士の資格に興味があるのですが、難易度の差はどれくらいなのでしょうか?

こんな疑問を持つ方はいませんか?

宅建と行政書士は同じ法律系の資格でよく比較されるので、気になっている方も多いと思います。

そこでこの記事では宅建、行政書士の両方に合格した僕が実体験ベースで難易度の違いを語ります。

ぜひ参考にしてください!

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宅建と行政書士の難易度を比較

両方受けてみた感覚としては「難易度の差は結構ある」というのが正直なところ。

宅建は3ヶ月程度の勉強だったのでそれほどストレスなくできましたが、行政書士は1年ほどずっと勉強だったので精神的にきつい時もありました。

3ヶ月くらいなら「ちょっと遊ぶのを我慢して勉強に集中しよう」と打ち込めますが、これが1年以上になると大変です。

宅建レベルの勉強をもう一度やることは出来ると思いますが、行政書士レベルをもう一度となるとちょっと・・・という感じです(笑)

それぞれの勉強時間は?

行政書士の勉強時間については素人が行政書士試験の合格に必要な勉強時間は?目安を解説!の記事で詳しく書いていますが、だいたい800~1000時間くらいが目安です。

それに対して宅建はだいたい200~300時間くらいと言われています。

僕は200時間ちょっとで合格できましたが、実感として上記の数字で間違いないと思います。

宅建と行政書士の合格率は?

  • 宅建・・・15%程度
  • 行政書士・・・10%程度

あまり変わらないなと思うかもしれませんが、この5%の差はとても大きいですよ(笑)

たった5%でも勉強時間は3~4倍は違ってきます。

なぜ行政書士は宅建より難しいのか?

一つは「記述式」があることだと思います。

マークシートと違い、記述式の問題を解くにはしっかり理解していないといけません。

なおかつ普段から自分の言葉としてアウトプットする訓練をしていないと、いざ本番で書くことは難しいですから。

それと「一般知識」の問題の存在もあります。

行政書士試験には法律の問題だけでなく一般知識として政治経済、個人情報保護、文章理解などセンター試験のような問題も出てきます。

しかも厄介なことに「足切りライン」が設けてあるので、4割得点できないと問答無用で不合格となります。

  • 記述式の存在
  • 一般知識の存在

これが行政書士が難しい理由です。

もちろん範囲も行政書士の方が広いし、個々の問題の難易度も段違いですが。

宅建と行政書士で被っている科目はある?

宅建と行政書士の試験では「民法」の科目が重複しているので、仮に宅建に受かって次に行政書士に挑戦するのなら多少は楽になります。

民法の問題の難易度はやっぱり行政書士の方が難しいですけど、ゼロからやるよりは時間はかかりません。

民法というのはボリュームがあり、勉強が大変な科目の筆頭なので、それをある程度勉強した状態でスタートするというのは大きなアドバンテージでしょう。

行政書士の民法の詳しい勉強法は以下の記事に書いていますから良ければぜひ。

宅建と行政書士のダブルライセンスもおすすめ

結局どっちを取るのか分からないという人はいませんか?

個人的には、

  • 初めて法律系の資格の勉強をする
  • いきなり半年~1年以上の勉強はきつい
  • 独立開業よりは就職や転職に有利になりたい
  • 不動産に興味がある

こういう人には宅建をオススメします。

逆に、

  • 独立開業を目指したい
  • 半年以上勉強することも平気だ
  • 不動産よりもっと広く法律に興味がある

こういう人は行政書士ですね。

もちろん宅建から行政書士へとステップアップするというのもアリです。

ダブルライセンスとも言われ、挑戦する人も多い印象です。

行政書士は「独立開業型」の資格とも言われますから、独立志向があるかないかが一番の判断基準ではないでしょうか。

宅建と行政書士の同時受験はやめた方がいい

宅建と行政書士は民法こそ被っていますが、他の科目は全然重なりません。

どっちか一つだけでも大変なのに一度に2つをダブル受験するというのは共倒れになる可能性が高いのでおすすめはしません。

どちらかに絞って1つの資格に全力投球した方が絶対に良いと思います。

先に受けるのをどうするか悩んでいるのなら比較的簡単な宅建の方から受験してみることをオススメします。

宅建も行政書士も毎年の合格率や難易度はだいたい安定しているので、今年受けようが来年受けようが大して不利にはならないはずです。

まとめ

いかがでしょうか?

宅建と行政書士の難易度の違いについてまとめてみました。

個人的には宅建を最初に勉強して法律系の勉強に慣れて、その後行政書士へとステップアップしたら良いのではないかと思います。

もちろんいきなり行政書士の勉強から始める人もいるので、宅建が必要ないと思う人は行政書士からやりましょう。

どちらの資格も勉強はそれなりに大変ですが、努力すれば決して受からない資格ではありません。

僕は独学でやっていましたが、やはりもっと効率良く勉強していたら勉強時間も短縮できたのではとも思います。

効率良く学習したいのなら資格試験の通信教育・通信講座ならフォーサイト などの通信講座を使ってみるのも手ですね。

独学でやるより費用はかかりますが、動画で分かりやすく学習できたり、疑問点を質問できたりメリットは大きいです。

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では!

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