行政書士とは?

行政書士を取れば何ができる?どう役立つの?

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行政書士とは?
受験生
受験生

行政書士の資格に興味を持って調べています。取得するとどんな事ができるのかイマイチ分からないので詳しく教えてくれませんか?

こんな疑問を持つ方はいませんか?

行政書士についてネットで調べていると色々な情報があり、結局よく分からないという事もありますよね。

この記事では、

「結局、行政書士を取得したら何ができるのか?」

にテーマを絞って解説していきます。

最後まで読んで行政書士への理解を深めていきましょう!

【行政書士ができること1】書類作成を代行して報酬を貰える

「行政書士になってできること」の最も大きな事とは、

官公署などに申請する書類作成を代行して報酬を頂ける

です。

行政書士とは一言で言ってしまえば「書類作成のプロ」です。

「お役所に提出する書類をあなたの代わりに作ります!報酬はこれくらい頂きます!」

こういった商売ができるのは国に国家資格として認められた行政書士だけなのです。

官公署に提出する書類とは分かりにくい言葉ですが、簡単に言うと、

  • 建設業をこれからやりたい会社が建設業許可申請を出す
  • リサイクルショップをこれからやりたい人が古物商許可申請を出す
  • 自動車を買った人が車庫証明を申請する

このように商売をする上で取得しなければならない許可や免許の事です。

もちろん役所に提出する書類なのでその数は膨大です。

行政書士が扱える書類の種類は1万種類以上あるとも言われていますね。

行政書士にしかできない独占業務

このように行政書士は書類作成のプロとして国に認められた国家資格者です。

行政書士にしか出来ない事を「独占業務」と言い、以下の記事で詳しく説明しています。

行政書士の独占業務を徹底解説!行政書士にしか出来ない事とは?

【行政書士ができること2】ビジネスや暮らしの相談に乗れる

行政書士になるとお客さんのビジネスや暮らしに関連する相談に乗れるようになります。

例えば、

  • 今度こういう商売を初めたいんだけど、何か許可とか要るのかな?
  • 役所から◯◯の許可申請が必要って言われたんだけど必要書類ってどんなの?
  • クーリングオフについて詳しく知りたいんだけど・・・
  • 遺産分割協議書にどのような文章を記載すれば良いのか

こんな感じで法的なアドバイスができるようになります。

これからの行政書士は書類作成だけでなくコンサルティングもできるところが伸びてくるとも言われているので日々自己研鑽が欠かせない職業です。

注意点としては、何でもかんでも法律相談に乗れるかと言うとそうではありません。

それが出来るのは弁護士だけです。

紛争性のある場合は弁護士にすぐにバトンタッチです。

【行政書士ができること3】独立開業できる

行政書士はよく「独立開業型の資格」と言われます。

なのでできることの筆頭と言えば当然、独立開業でしょう。

上記のできること1・2も独立開業したからこそ出来るようになることです。

行政書士を取得する理由は人それぞれ色々ありますが、どんな人も多少なりとも独立開業は意識しているはず。

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【行政書士ができること4】法務・総務系の部署に異動・転職しやすくなる

行政書士の取得によって、

  • 憲法・民法・行政法などの法律知識が一定ある
  • 事務処理能力が高い
  • 行政手続きの基礎の理解

このような能力がある風に見られます。

そうなると、これらの強みを活かして法務・総務系の部署をやってみないかと打診されるかもしれません。

会社としても難関の行政書士試験を突破した人間を全然関係ない仕事へ配置するのはもったいないですよね?

また、転職の際にも上記のポイントをアピールして法務・総務へのやる気を示せます。

「開業する気は今の所ないけど、法務や総務の仕事がしたい」という場合にも行政書士はおすすめの資格ですよ。

行政書士を取得したら「なんとなく面接で、すごそうな人に見られる」というのは僕も経験済みです(笑)

行政書士にできないことは?

行政書士にもできないことはあります。

他の士業との関係で言うと、

「他の士業の業務範囲として法律で決められている事」は行政書士はやることができません。

司法書士の登記とか税理士の税務申告、社労士の労務関係の事務などですね。

士業同士の縄張り争いみたいなもので、線引きを超えて他士業の職域を荒らすのはご法度というわけです。

こういう事は行政書士になった後の研修でも改めて教えてくれます。

まとめ

いかがでしょうか?

行政書士を取得するとできることを解説しました。

最後に復習しましょう。

  1. 書類作成の代行をして報酬を得られる
  2. ビジネスや暮らしの相談を受けてコンサルティングできる
  3. 独立開業できる
  4. 法務や総務の部署に行きやすくなる

また、行政書士にはできないこともあるので、注意。

他士業の職域を荒らすのはアウトです。

この記事で紹介したできることにメリットを感じるなら、行政書士を目指してみても良いと思います。

僕も行政書士取得のきっかけは独立開業に憧れたからです(笑)

では、ここまで読んでいただきありがとうございました!

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