行政書士の受験のコツ

僕が行政書士に一発合格した秘訣5選|コツはこれだけ

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行政書士の受験のコツ

行政書士試験は合格率が10%前後の法律資格でいわゆる難関資格の一つに入ります。

そんな行政書士の取得を目指して毎日頑張って勉強している人、不合格になってしまってリベンジを誓っている人など色々な人がいるでしょう。

この記事では法律を勉強したことすらなかった僕が行政書士試験に独学で一発合格した理由について考察しています。

行政書士試験に受かりたいと考えている人には参考になる内容だと思うので、ぜひ興味のあるところだけでも読んでみてください。

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行政書士に一発合格するのは難しい

僕は最初、行政書士の難易度もよく分からないまま勉強を始めました。

弁護士や税理士は知ってはいたけど行政書士のことは良く知らないで、「弁護士や税理士に比べたら簡単らしいし受けてみよう」という軽い気持ちでスタートしました。

しかし勉強を始めた直後に後悔します(笑)

「範囲広いし難しいし、これは思ってた以上にきついぞ・・・」

よく行政書士は簡単だよなんて言う人がいますが、たいていの場合そういう人は行政書士の資格を持っていないし勉強したことすらないのではないでしょうか。

勉強して取得済みならいくらでも簡単だと言っても良いとは思います。

少なくとも僕は想像以上に難しいと感じたので、行政書士に独学で一発合格することはすごいことだと経験的に思えます。

その後色々と工夫して努力し、なんとかギリギリ(180点台)で合格した僕が当時を振り返って一発合格した理由をまとめてみます。

行政書士の勉強、最初は意味不明で当たり前

行政書士の勉強を始めたばかりの人に伝えたいことは、「最初は意味不明で当たり前」ということです。

いきなりサクサク勉強が進んで理解できる人なんて天才だけだと思います。

分からなくて調べて、また壁にぶつかって再度調べて・・・

これの繰り返しでようやく少しずつ前に進んでいくようなものでした。

だから、勉強したばかりの頃になかなか進捗しなくて、

「自分には無理なんじゃないか」とか

「やっぱり行政書士に受かるのは不可能なんだ」とかはあまり考えないようにして欲しいのです。

僕は行政書士資格の事を「凡人が正しい努力をすればギリギリ受かる難易度」くらいに思っています。

行政書士に独学で一発合格するための勉強法5選

心が折れそうでも諦めない

いきなり精神論的な話になりますが、やはりメンタルというのは結構大事です。

特に独学の場合は励まし合う仲間もあまり居ないと思うので、不安になったり投げ出したくなったりしがちです。

そんな時にグッと堪えて、「自分は絶対に行政書士に受かるんだ!ここで諦めてたまるか!」と再び机に向かえる人が合格するのだと思います。

誰かに強制されて行政書士の勉強をするというのはほぼ無いと思います。

皆さん何か目的があって自発的に勉強しているはずです。

僕はその初心の灯を忘れずに毎日勉強していました。

暗記じゃなくて理解に徹する

行政書士の試験というのは基本的に暗記の試験です。

法律を覚え、判例を覚え、とにかくドンドン合格に必要な知識を暗記していきます。

でもそれだけではなくて、「理解を伴う暗記」に徹するようにしましょう。

なぜそうなるのか?どんな趣旨や考え方をしているのか?

そういったことを逐一考えながら勉強して、日々の勉強に当てはめていきましょう。

行政書士試験は思考力を問われる試験とも言われます。

それは丸暗記だけでなく、暗記したことを材料にして思考しないと解けない問題も出てくるからです。

インプットよりアウトプット

テキストを読み込むことも大事ですけど、それ以上に問題演習をしてこそ力が付くと僕は思います。

過去問を何度も解いて、分からない問題があったら日を開けて再度チャレンジ。

予想問題や模試は間違えたところをしつこいくらいに見直し。

そうやってアウトプットをしてこそ、テキストを読み込むインプットも捗るようになります。

あなたの今週の勉強はアウトプットが十分だったでしょうか?

少し足りないなと思ったら勉強時間の使い方を見直す時なのかもしれません。

完璧主義を捨てる

他の資格試験にも通じることですが、完璧主義で100点を目指すのは効率が悪いです。

行政書士の試験は6割で合格できるので、あまりにも重箱の隅をつつくような問題に気を取られると逆に落としたらいけない問題を落とすようになります。

過去問をやっていて、こんな問題誰も解けないだろうとか、こんな奇問は二度と出ないだろうみたいに思う設問もあるでしょう。

そんな問題はあまり気にせずさらっと読むだけに留めておくと良いです。

常に効率の良さを追求する

勉強というのは試行錯誤の連続です。

やり方ややる時間帯、順番などを変えてみて、少しでも頭に入りやすい方法を模索していきましょう。

通信講座や予備校を活用していると効率の良い勉強法などの情報も入ってくるかもしれませんが、独学だと自分から情報を取りに行かないときついですよね。

ただでさえ独学で一発合格というのは難しい挑戦なので、せめて効率の良さだけは誰にも負けないようにしたいものです。

僕が実践していたことは、

  • 出勤前の15分、昼休みの30分を勉強に当ててすき間時間を使う
  • 寝る前にテキストを音読する
  • 調べても分からないことはスッパリと諦める

このような事です。

行政書士試験に使える具体的な勉強法のコツ

具体的な勉強法については下記の記事で紹介しています。

一つの参考にはなると思うので良ければぜひ。

行政書士のテキストでおすすめは?

参考書の選び方やオススメのテキストなどは下記の記事を参照。

行政書士の参考書は買いすぎても持て余すし、少ないと合格のための実力が付かないです。

行政書士試験は何回目に合格出来る人が多い?

行政書士試験は難しい試験ですから一発合格する人は少ないようです。

合格する人の多くは2,3回目で受かることが多いと聞きます。

初回の受験は緊張もあるし、自分の実力が十分発揮できないかもしれません。

もし不合格になってしまっても気落ちせずにまた挑戦してみると良いでしょう。

これまでに勉強してきたことが失われるわけではないので、あと少しで合格というところまで勉強したのなら撤退はもったいないような気がします。

「2,3回目で合格する人は一番多い」というのは覚えておいて損はないです。

まとめ

いかがでしょうか?

行政書士試験に一発合格した時の考え方などを紹介しました。

復習しておきましょう。

  1. 心が折れそうになっても決して諦めない
  2. 暗記ではなく理解に徹する
  3. インプットよりアウトプット重視
  4. 完璧主義を捨てる
  5. 常に試行錯誤して効率良く

このようになります。

独学で一発合格というのは想像以上に大変で僕も何度も諦めそうになりました。

この経験から思うことは、やはり受験仲間みたいな存在がいれば大きいのかなと。

もし自分の意思だけで行政書士の勉強を続けることに自信がないのなら通学するなり通信講座のコミュニティに所属するなりしてみるのが良いかもしれません。

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