行政書士とは?

行政書士は主婦にもおすすめ!?|その理由とメリットを解説!

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行政書士とは?

私は現在主婦として活動していますが、今後は何か資格を取って仕事をしていきたいと思っています。行政書士とかどうなんでしょうか?

こんな悩みを持っている方に向けて書いています。

2019年は大企業の黒字リストラが進行し、2020年に入るとコロナショックで不況の波は加速しました。

主婦の方も、「夫の勤め先は大丈夫なのか、急なリストラや人員整理は行われないのか」と戦々恐々としているかもしれません。

そんな時に資格の一つでも取っておけば、後々自分の事を助けてくれるかもしれません。

そこで私がおすすめしたいのは「行政書士」という法律系資格です。

この記事では主婦の方に行政書士資格をおすすめする理由を解説します。

主婦が行政書士を取得するメリットとは?

まずはざっくり結論から。

主婦に行政書士をおすすめする理由は主に次のようなものです。

  • 再就職・復職・転職に有利
  • 夫の転勤などで急な引っ越しが決まっても新しく仕事を見つけやすい
  • 独立開業して正社員以上の収入も目指せる
  • 子育てや介護と両立して仕事の負荷を自分で調節できる
  • 定年後の年金の足しに稼ぎ続けることができる

上記の内容について詳しく解説していきます。

主婦が行政書士を取得すると再就職、復職、転職に有利

行政書士という資格は法律系の難関資格で、努力しないと取得することはできません。

合格率は10%前後で10人が受験すると9人が落ちる資格です。

この資格を持っていることで、

  • 民法や商法などの法律知識がある
  • 事務処理能力に優れている
  • コツコツ努力を継続できる

このような人物だとみなされやすいです。

これらの強みを面接の場でアピールすることで、無資格の人に比べて採用される確率は格段に高まるでしょう。

特に有利になるのは「事務職」に就く場合です。

ご存知のように事務職は売り手市場の景気の良い時でさえ、有効求人倍率は1倍を切る人気職種です。

特に女性の方には大人気で、ハローワークや転職サイトでも枠はあっという間に埋まってしまいます。

そんな高倍率の事務職は応募してくる人には困らないので、実績のある人や資格を持っている人を優先的に採用するようになります。

普通なら書類審査で切られるところを、行政書士を持っているおかげで面接まで進めるということは多々あるでしょう。

未経験で行政書士の求人ってあるの?就職や転職希望者へ向けて

特に一般事務・法律事務所・法務部などに有利

主婦の方が行政書士を持っていて特に有利になるのは一般事務、法律事務所、企業の法務部などの仕事です。

一般事務では行政書士の高い事務処理能力を期待され、法律事務所では法律関係の用語に馴染みがあるところが評価され、企業の法務部では民法や商法の基礎知識があることが評価されるのだと思います。

もちろん行政書士事務所を就職先として考えるのもアリですが、行政書士事務所の求人というのは数が少ない上に、「仕事を覚えたら独立してしまわないか」と心配する人もいるので、そこまで多くはありません。

夫の急な転勤などで引っ越しても仕事を見つけやすい

主婦の方の場合、夫の急な転勤に一緒に付いていくことになって、また新しい土地で一から仕事探しを始めるという苦労があるかもしれません。

勝手の分からない新天地で初めての仕事に挑戦するという心理的な負担は決して小さくはないでしょう。

そんな時でも行政書士の資格を持っていると、仕事探しに大きく役立ちます。

求人の多い都会はもちろん、地方でも大丈夫ですよ。

例えば、たいていの地方でも役所や士業事務所はありますので、そういったところを中心に履歴書を送ってみると良いでしょう。

人手不足の現代社会で行政書士資格を持っている主婦の方というのは非常にレアな存在なので、無資格の人に比べて仕事に就けるチャンスは多くなると思います。

主婦でも独立開業して正社員以上の収入を得ることも可能

行政書士を取ったら選べる選択肢は雇用されることだけではありません。

自分の事務所を持つ「独立開業」という選択肢もあるのです。

「独立開業なんて無理だよ」と感じる方もいるかもしれませんが、行政書士の開業は少額からスタート出来て、最初は自宅兼事務所という形態を取ることも出来るので想像以上に始めるハードルは低いです。

もちろん人によって向き不向きはあるので、開業しても上手く行かない場合もあります。

でも人によっては雇用されるよりも活き活きと活躍して正社員の何倍もの収入を得ている人もいたりします。

固定費もあまりかからないし、失敗しても再就職すれば良いだけなので、挑戦してみる価値はあるのかと。

子育てなどライフステージに合わせて働き方を変えられる

子育てをしている女性の場合、子どもの急な熱などで仕事を抜けないと行けない場合もありますよね。

そんな時、毎回毎回職場に言うのもなんだか気後れするものだと思います。

大企業や公務員などでは時短勤務や手厚い育休などもあるかもしれませんが、そういう配慮に欠けている会社も未だに多いです。

そこでおすすめしたいのは行政書士としてのフリーランス的な働き方です。

行政書士として独立開業したら個人事業主として自由な働き方が可能になるので、どれだけ働くかはあなたの自由です。

例えば子育てが一段落するまでは、週に3日しか働かないなどフレキシブルな勤務が可能になるでしょう。

定年後の年金の足しにできる

「老後2000万問題」などで老後のお金の不安は高まるばかりです。

「本当に年金だけで生活できるのか?そもそも年金をちゃんともらえるのか?」

こういった不安を抱いている人も多いでしょう。

そんな心配を消すために必要なことは「稼ぐ手段」を複数持つことだと思います。

主婦の方でも行政書士として例え小遣い稼ぎレベルでも稼げるようになっておけば、老後のお金の不安を減らすことは可能です。

行政書士という仕事は定年が無く、健康な限り続けることができるので、主婦の方にもおすすめです。

女性ならではきめ細やかな対応を求める依頼者も多い

行政書士全体の中で、女性の割合は非常に少ないです。

割合にすると約14%くらい。

男性社会の行政書士業界の中だからこそ、女性ならではきめ細やかな対応を求める依頼者さんも多いです。

女性の依頼者が男性には相談しにくいことなので、女性の行政書士さんを希望するという場合もあります。(離婚業務など)

また女性向けのビジネスを始めたいと思っている依頼者に対して、同じ女性として書類作成だけでなく起業のアドバイスが出来る主婦行政書士は重宝されるはずです。

主婦が行政書士の勉強をする際の注意点とは?

主婦の方が行政書士に挑戦する時の学習の注意点の一つとしては「時間の使い方」があると思います。

主婦の方は家事や育児などでとにかく時間が足りません。

まとまった時間に集中して勉強することが難しい場合は、スキマ時間を活用して効率良く学習していく必要があります。

そのためにも、

  • 独学か通信講座か?
  • どの時間帯で勉強するか?
  • 教材はどうするか?

などはしっかりリサーチしてよく考えた方が良いでしょう。

家族のことを大事にしてください

行政書士の勉強期間で一番大事なことは家族のことを大事にすることだと僕は思います。

行政書士の勉強はぶっちゃけ大変です。

長期の学習でストレスがたまることもあるでしょう。

テレビの音や子どもの泣き声などでイライラすることもあるかもしれません。

そんな時にイライラする気持ちは分かりますが、怒る前に一度立ち止まってよく考えてほしいです。

あなたは何のために行政書士を目指すのですか?

それはあなたとあなたの家族の幸せのためですよね

幸せのために行政書士の勉強をしているのに、そのせいで家族の仲が険悪になったらまさに本末転倒です。

ここは気に留めておいてくださいね。

主婦が行政書士を取得しても意味がないのか?

ここまで見てきたように主婦が行政書士を取得すると非常に多くのメリットがあります。

これまでに紹介したメリットをメリットだと感じない人には取得の意味はないかもしれませんが、そうではない人も多いはず。

転職にも有利になり、副業的に開業することも可能、軌道に乗れば本業にしてサラリーマン以上に稼ぐこともできるかもしれない。

そんな可能性を秘めた資格です。

確かに難しい資格ですが、独学や通信講座でも十分合格が狙える難易度で、仕事を辞めて1日中勉強に専念しないといけないような資格でもありません。

女性は結婚や出産などで一度退職すると以前と同じような待遇で再就職することは難しい場合もあると聞きます。

それならいっそ資格を取って、新しいキャリアをスタートするのも選択肢の一つとして良いのかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか?

主婦の方に行政書士資格をおすすめする理由を解説しました。

それでは記事の復習をしていきましょう。

  1. 再就職・復職・転職に有利
  2. 夫の転勤などで急に引っ越しても仕事を見つけやすい
  3. 雇用されるだけでなく独立開業の道もある
  4. ライフステージに合わせて働き方の調整が可能
  5. 年金の足しに定年無しで健康な限り働ける

以上の理由から僕は主婦の方にも行政書士資格をおすすめします。

資格を持てた時の安心感をぜひあなたも実感してください。

勉強は大変ですが、頑張るだけの価値はきっとあるはずです。

では、ご精読ありがとうございました!

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