行政書士の受験のコツ

行政法は難しい?勉強法やおすすめテキストを解説!【行政書士】

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行政書士の受験のコツ

行政法の得点がなかなか伸びない・・・何か勉強法のコツはある?

こんな疑問を持つ方はいませんか?

人によっては行政法の勉強は退屈で苦手という場合も多いようです。

この記事では行政書士試験の中の「行政法」の勉強法について、合格者の僕がコツを書いていきます。

勉強する際の注意点や考え方をわかりやすく解説するので、これから行政書士試験にチャレンジする人はぜひ読んでみてください。

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行政書士試験の行政法ってどんな科目?

行政書士試験には憲法、民法、会社法など様々な法律が出題されますが、その中でも一際配点が大きいのが「行政法」です。

なんと300点中112点もあり、3分の1もの割合を占めています。

行政法は行政書士試験において最重要科目と言っても過言ではなく、絶対に手を抜いてはいけない科目です。

「行政法」という法律があるわけではなく、

  • 行政手続法
  • 行政不服審査法
  • 行政事件訴訟法
  • 国家賠償法
  • 地方自治法

これらの法律の総称を言います。

また、マークシートの五肢選択だけでなく、多肢選択や記述式での出題もあるので、そういった問題にも慣れておかないといけません。

行政書士試験の行政法が難しい理由とは?

僕は個人的には行政法の勉強は好きだったのですが、人によっては苦手にしている人も多いようです。

「勉強していて面白くない」というのがその理由で、確かに行政法の勉強は手続きの流れや制度を淡々と覚えていくイメージですので、そのような勉強を退屈に感じる人はきついかもしれません。

細かい点までしっかりと暗記していないと問題が解けない場合もあるので、注意が必要です。

行政書士の行政法のおすすめ勉強法、コツを解説

まずは過去問を解いてテキストを見直す

勉強の基本は過去問です。

行政法の法律ごとに10年分くらいの過去問を一気にやってみるとかなり力が付くと思います。

例えば「今日は行政不服審査法の問題をひたすら解こう」みたいな感じです。

それで過去問を解いて、

  • どこが大事なポイントなのか?
  • どんな出題のされ方なのか?

こういう事を把握します。

それを踏まえてテキストの該当箇所を読むと頭に入りやすいでしょう。

六法で条文を引くのもオススメ

行政法の各法律はそこまで量が多くないので、六法で一気に通しで読んでみるのもオススメです。

ある程度過去問とテキストで勉強が進んでからにしたら良いでしょう。

いきなり初期から六法を引いても大事なとことそうじゃないとこの比重が分からないので効率は良くないです。

制度の流れを意識する

行政法の勉強では「どんなコトがどんな順番で行われるのか」という制度の流れを意識すると良いです。

そしてその流れを簡単な図にして視覚的に覚えるのもオススメ。

またはテキストの図を毎日チラ見して頭に刷り込ませるのも良いですね。

全体の中のどこを勉強しているのかを把握する

行政法の勉強をしていると色々な用語や制度が次々と出てきて頭がごちゃごちゃになって訳が分からなくなってきます。

そういった時にこそ落ち着いて立ち止まって、全体の中のどこを勉強しているのかを確認しましょう。

行政書士試験の行政法のおすすめテキストはこれ

公務員試験用のテキストも意外と使えます。

例えばコレとか。

こちらも評判が良いですね。

国家試験用の行政法の解説本です。

行政法対策は過去問が有効

行政書士試験の行政法は過去問学習が特に有効です。

似たような問題が出るので、過去問の中で頻出の問題の選択肢を全て理解して、根拠条文もしっかり読み込むことでかなりの実力アップが期待できるでしょう。

憲法や民法も過去問学習が効果的だと思いますが、とりわけ行政法は過去問をしっかり勉強することで報われる可能性が高い科目だと思います。

だからこれから行政書士の行政法を勉強する人はテキストを読むだけでなく、過去問の10年分の中から重要度の高い問題を何回も繰り返し解いてみることをおすすめしています。

まとめ

いかがでしょうか?

行政書士試験の行政法の勉強法について解説しました。

  • まずは過去問を解いてテキストに当たる
  • 条文を通しで読む
  • 制度の流れを意識して勉強
  • 図を書いて覚える
  • 全体の中のどこを勉強しているかを把握
  • 公務員試験用のテキストも使える

勉強法のコツについては以上になります。

暗記が多くて大変だと思いますが、勉強すればするほど得点に繋がる科目ですので、コツコツ頑張ってみてください。

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