独学者です。行政書士の参考書を買いたいのですが、種類が多くてどれが良いのか分かりません。オススメはありますか?
こんな疑問を持つ方はいませんか?
人気資格の行政書士の参考書は書店にたくさん並んでいて、どれが良いのか迷うと思います。
そこでこの記事では初心者におすすめの行政書士のテキストを紹介していきます。
独学者には参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください!
行政書士の参考書の選び方のポイント
ここでは行政書士の参考書を選ぶ際のポイントを3つに絞って解説します。
参考書を購入する時は下記の注意点を意識して選ぶと失敗しにくいですよ。
フルカラーか?図解が豊富か?
まず大事なのか視覚的に見やすいかどうかということです。
例えばこれから資格勉強を始めようという時に辞書みたいに文字がびっしり詰まった紙面だと、見た瞬間に心が折れそうになりますよね?(笑)
そうならないためにも視覚的な分かりやすさは重視してください。
最近流行りのフルカラー参考書を選ぶのも良いと思います。
もっと言うと、図解が豊富な参考書を選んでください。
理由は勉強した内容が頭の中に図解のイメージとして残っていると、記憶に定着しやすいからです。
初心者が読んでも分かりやすいか?
初心者にとってはただでさえ難解な法律の学習ですから、とにかく初心者向けに噛み砕いた分かりやすい内容のものを選ぶことが大事です。
初心者がいきなり中上級者向けの本を読んでも挫折の元ですから、やはり段階的にレベルアップしていくのが確実だと思いますよ。
この記事では初心者向けのモノを選んでいるので、ぜひ参考にしてください。
パッと見て、「これなら勉強を続けられそう!」と思えるか
最終的にはインスピレーションが大事になってきます。
行政書士の参考書は各社がしのぎを削り、良いモノをたくさん出しているので、絶対的な正解はありません。
そうなると自分がパッと見た時に感じた直感が大事になってきます。
今はネットでも紙面のサンプルを販売ページで見れたりするので、その程度の確認でも大丈夫ですよ。
とにかくパッと見た最初の印象も大事ということです。
行政書士のテキストって1冊だけで大丈夫なの?
残念ながら僕の経験から言って、1冊だけで合格すると言うのは厳しいと思います。
よくあるテキスト+問題の本だけだとどうしても合格に必要な量が足りません。
ではどうすれば良いのか?
まず基本書と呼ばれるテキストは必須となり、これを中心に学習していきます。
そして実力を付けるためには問題演習をすることが大切なので過去問集も必要になってきます。
これらの基本書+過去問集が最低限買わなければいけないものです。
そして、それだけでは足りそうにない場合は、記述式専門の問題集や一般知識のテキスト、予想問題や模試などを買い足していくのです。
つまり、僕がオススメする行政書士のテキストで最低限必要なものは、
- 基本書
- 過去問集(10年分が目安)
- 記述式専用の問題集
- 一般知識用のテキスト
- 六法
- 予想問題
- 模試
このようになります。
そしてこの記事では主に基本書(テキスト)のオススメを紹介していきます。
ちなみに基本書を一つ決めたら同じ出版社から出ている同じシリーズの参考書を揃えた方が良いと思いますよ。
あなたの行政書士テキストは最新版?法改正に注意
行政書士の試験を受ける場合、法改正には注意しないといけません。
例えば2020年の試験範囲では民法の債権法と相続法が改正されているので、それに対応した参考書じゃないとアウトです。
ちゃんと最新のテキストを買って、「2020年法改正対応!」みたいに書いてあるものを選びましょう。
ケチって古本屋で法改正前のものを買うと、間違った知識を頭に入れてしまって、本番で泣きを見ますよ。
人気のある行政書士の参考書3選!
【伊藤塾】うかる!行政書士シリーズ
フルカラーであり、別冊で六法も付いてくるのが嬉しい伊藤塾のテキスト。
赤シートにも対応しており、勉強が捗ります。
もちろん図解やイラストも豊富です。
【早稲田経営出版】合格革命 行政書士シリーズ
行政書士テキストの中では非常に売れ筋の「合格革命」シリーズです。
フルカラーでパッと見、分かりやすい紙面が特徴。
赤シートにも対応していますよ。
【LEC】行政書士 合格のトリセツ
フルカラーで赤シートにも対応。
何より図解やイラストが非常に豊富なテキストになります。
イラスト中心に学習したいと言う方に向いているテキストだと思います。
行政書士の参考書の効果的な読み方は?
ここでは行政書士の参考書の読み方のポイントを解説します。
僕自身、800時間以上勉強していく中で感じたことです。
何冊も手を出さず1冊に集中する
よくあるミスとして同じような参考書を何冊も買い込んで、どれも中途半端に勉強して結局身に付かないということがあります。
1冊、「これ」と決めたらその参考書を何回も繰り返して学習していきましょう。
勉強の初期でどうしても合わないと感じた参考書は変えても大丈夫ですが、途中で何度も何度も変えるのは止めましょう。
何度も繰り返し読む
行政書士の参考書をたった1回読んだだけで勉強した気になっていませんか?
1回読んだだけで合格できるのならあなたは紛れもない天才だと思います。
そのまま司法試験だって行けるでしょう。
行政書士のテキストを読み始めて最初はわけが分からなくて当然。
それでも何回も何回も繰り返し読むことによって少しずつ理解できてきます。
僕はそれこそ数え切れないくらい読み込みまして、試験直前には参考書がボロボロになっていました(笑)
音読する
音読っていうのは結構大事だと思います。
「音」で覚えることで頭にも入りやすいし、黙読に比べて学習効率が高いです。
どんな場所でも音読が出来るわけではありませんが、出来そうなとこを選んで勉強して、積極的に音読してみると良いでしょう。
過去問集の選び方は?
基本テキストとセットで揃えたいのが過去問集になります。
行政書士試験の勉強は基本テキストで大まかに理解して過去問演習でアウトプットしていく流れがおすすめ。
過去問を選ぶ時のポイントは、
- 10年分が収録されている
- 解説が詳しい
この2点です。
実際に書店に行って実物を確かめるのも効果的です。
詳しくは下記の記事で。
行政書士に過去問だけで合格できる?過去問の使い方や勉強法を解説
まとめ
行政書士試験でおすすめの参考書を紹介しました。
同じく記事で解説した参考書の選び方や読み方も参考にして、ぜひ効率的な学習を心掛けてください。
この記事で紹介した参考書は売れ筋の人気のものばかりなので、評判も良い感じです。
ぜひ「これ」と決めたら、直感を信じて頑張ってみてください!
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