行政書士試験の直前期に入り緊張してきました。どんな勉強や過ごし方をすれば良いのか教えてください。
こんな疑問を持つ方に向けて書いています。
試験前になり、いよいよ本試験が近づいてくると緊張してきますよね。
これまでの勉強の成果が出せるのだろうかとか、ミスしないかなど不安になることも多いと思います。
そこでこの記事では行政書士試験の直前期の過ごし方についてオススメの方法を解説していきます。
行政書士試験の直前期は体調管理が最優先
試験日が近くて焦る人もいるかもしれませんが、試験前に缶詰で、連日徹夜なんてことは絶対にしてはいけません。
直前期に来ると新しいことを覚えるより、今まで勉強してきたことを十分に発揮するように努力したほうが効率が良いはずです。
体調を崩してフラフラの状態で試験日を迎え、実力の半分も出せなかったとなると泣けてきます。
だから私達がやるべきことは、
- 身体を休めてよく寝る
- 規則正しい生活をする
- 体調に気を付けてちょっとでも気になるなら休む
- 人混みを避ける
これらのことになります。
直前期は新しいことを覚えるより復習メインで
行政書士の試験日前になると新しいことを覚えるよりはこれまで勉強してきたことを復習して知識を固めることをオススメします。
新しいこと、新しいこととやっていくと、「まだまだこんなにやることがある・・・」と自信喪失してしまいかねません。
そうなるよりは、復習メインでやってみて、「こんなに自分は勉強してきたんだ!」と自信を持てるようになる方が精神的に良いでしょう。
本番でもうっかりミスやど忘れを防ぐためにも基礎的なことをしっかり復習していくべきです。
使い慣れた参考書を高速で読み込む
これまでの勉強に使ってきた使い慣れた参考書を高速で読むというのもオススメです。
「使い慣れた」というのがポイントで、試験日前になるとどうしても新しい参考書でなるべく新しい知識を得ようという人もいますが、新しい参考書だと読むのに時間がかかってインプット量が少なくなってしまいます。
「どこに何が書いているか」分かっているほど何度も繰り返し読んだ参考書をバーッと最初から最後まで通しで読んでみましょう。
マーキングしたり注意書きを書いたりしたとこを見ながら、自分が間違えやすいところを最後に復習しましょう。
総復習するイメージで高速で読んでいくと非常に勉強になりますよ。
苦手分野を補強する日を作る
民法が苦手なら民法、会社法が苦手なら会社法を1日中勉強する日も作ると良いでしょう。
あまり深いところまで勉強せず、頻出分野を抑えて、「簡単な選択肢くらいは切れるようになろう」という意識で勉強することがオススメです。
試験日前なのでなんとか最後の力を振り絞って、苦手分野だけを1日中勉強してみてください。
苦手分野ということはある意味まだまだ伸びる余地があるということ。
きっと役に立つことがあるはずです。
会社法のAクラスの問題だけを延々と解いて論点を覚えるというのもおすすめです。
まとめ
いかがでしょうか?
行政書士試験の直前期の過ごし方や勉強法についてまとめました。
要約すると、
- 体調管理が最優先
- 復習メインで
- 苦手分野の底上げ
以上が大事なことになります。
僕も行政書士試験の直前期には上記の点に注意して勉強してきました。
直前から一気に点数が伸びるというのはあまり期待できないというのが現実だと思います。
それまでの積み上げがどれだけだったのか、あとはその積み上げをちゃんと実力として発揮できるのかが、ポイントでしょう。
今までの自分を信じて、「やれるだけのことはやった、あとは実力を発揮するのみだ」と自信を持って試験に望みましょう!