現在大学生ですが、行政書士の資格に挑戦しようか迷っています。取得するメリットはありますか?
こんな疑問を持つ方はいませんか?
この記事では大学生が行政書士を取得するメリットについて5つのポイントから解説しています。
行政書士の合格者は大部分が20~40代の社会人です。
そんな難関資格に学生のうちから挑戦するというのは素晴らしいことだと思います。
ぜひメリットを知って、良いと思ったら受験してみてください。
ちなみにこの記事を書いている僕も大学生の時に行政書士の資格の事を知り在学中から勉強をスタートしました!
大学生が行政書士を取ると就活で有利になる
大学時代に多くの人が悩み、苦労するのが就職活動。
行政書士に合格しているとそんな就職活動を少しでも有利に進めることが可能です。
何故かと言うと、行政書士は履歴書に書ける難関国家資格であり、大学生のうちから行政書士を持っているなんて希少性の高い人はそうはいません。
履歴書に行政書士を記載していると面接官の注目を浴びる事はかなり高確率であるので、そこから資格を取得するまでの経緯や苦労などのストーリーを語りましょう。
ポテンシャル採用の現代日本社会。
行政書士という資格はポテンシャルを示す絶好の資格です。
不動産業界・金融業界・士業業界は特に有利
特に行政書士の資格が注目されるのは不動産・金融・士業業界です。
士業は言わずもがなですが、不動産や金融は意外だったでしょうか?
不動産も金融も契約などで法律知識は必須の業界。
実際に新卒者に「宅建」の資格を受験するように求める不動産・金融関係の会社もたくさんあります。
法務部で活躍したい人におすすめ
法務部で活躍したいと思っている人には行政書士資格がおすすめ。
コンプライアンスの遵守が社会的に要請されている昨今、法務部の重要性はますます高まっています。
そんな法務部を希望する場合に行政書士を持っているということは大きなメリットになります。
- 法律に興味がある
- 実際に行政書士レベルの法律知識は身に付けている
- 資格を取得する行動力もある
口でいくら志望動機を語るより100倍説得力がありますよ。
行政書士の勉強をすると公務員試験にも有利に
実は行政書士の試験範囲と公務員の試験範囲というのはかなりの部分が被っています。
行政書士も公務員試験も憲法・民法・行政法が主要な科目であることは間違いないです。
つまり行政書士の勉強は公務員試験対策にもなり、一粒で二度美味しいという資格なのです。
もし行政書士試験に合格した人ならば、公務員試験の法律科目は既にかなり解ける状態です。
人生何が起こるか分からないので、もし将来公務員を目指すようになった時に行政書士の勉強の知識が役に立つ時が来るかもしれませんね
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努力を継続できる人間だと証明できる
行政書士は合格率10%以下の難関資格です。
10人受けたら9人は落ちるのです。
そんな資格に誘惑の多い大学生が合格するというのはすごい事ですよ。
誘惑に負けずに淡々と努力を継続できる計画性のある人間だと自分を証明できる絶好の機会となるでしょう。
行政書士を取得すると単位が取れる大学もある
大学によっては行政書士の資格を取得すると単位をもらえるところもあります。
行政書士だけではなく簿記やFPなどでも単位をくれるところも多いので一度調べてみると良いでしょう。
単位がもらえると分かればモチベーションをより維持しやすいのではないでしょうか?
それに行政書士を取得すると大学の授業の「憲法・民法・行政法・会社法」などの科目は単位を取ったも同然でしょう。
就職しないで大学生で行政書士を開業という選択肢も持てる
やるかやらないかは別として、行政書士の資格を持っていると卒業後就職しないで起業をするという選択肢も持てます。
就職活動というのは景気の良い悪いによって人生が左右される運ゲーな面もありますよね。
運悪く景気がめちゃくちゃ悪い時期(氷河期)に就職活動をすることになったら大変です。
そんな時でもいざとなったら起業も可能という切り札を持っている事は精神衛生上かなり良いと思います。
実際、かなり少数ですが大学生のうちに行政書士の資格を取り、卒業後すぐに開業という方もいますよ!
人生の保険を増やすのは良い事
行政書士に限らず資格全般に言えますけど、僕は資格は「人生の保険」だと思っています。
何かあった時に自分を少しでも助けてくれるお守りみたいなもんです。
そんな保険をコツコツ増やしていくのは人生の難易度を下げるおすすめのアクションです。
大学生は行政書士取得に有利な環境にいる事を活かそう
大学生は行政書士を取得するのに有利な環境にいます。
そんなメリットを存分に活かして、在学中に取得してしまうことをおすすめします。
時間はたっぷりある
社会人と大学生の一番大きな点はここでしょう。
社会人なら仕事の合間に忙しい中時間をやりくりして勉強しています。
しかし大学生は時間はたっぷりあり、勉強することが仕事のようなもの。
この圧倒的な時間という資源を使って勉強しまくることで短期間で合格までの実力を付けることも可能でしょう。
ダブルスクールもできる
通学してダブルスクールがやりやすいというのも大学生のメリット。
行政書士だけではなく税理士や公認会計士のダブルスクールに通っている大学生も結構多いですよね。
ダブルスクールとなると少し大変かもしれませんが、社会人になってからはなかなか難しいので、検討してみる価値はあります。
教授に質問しまくれる
行政書士の勉強をしていると文章や解説を読んでも意味が分からないところも必ず出てきます。
そんな時に質問できる人が身近にいると勉強の進むペースが断然違います。
大学生なら法学部などの教授に気軽に質問できる環境にあるので、活用しない手はないです。
僕は独学で質問できる人も居なかったので、理解できない箇所があると非常に苦労しました。
大学生は行政書士事務所でアルバイトしてみては?
もし在学中に行政書士を取得できたら士業事務所でアルバイトしてみることをおすすめします。
求人がなくても電話して聞いてみたら意外と募集しているという事もあります。
行政書士を取得した学生がアルバイトをしたいと言ってきたら嫌な顔する人も少ないと思いますよ。
士業事務所でアルバイトすると、
- 実務が学べる
- 実際の士業事務所の雰囲気が分かる
- 就活で話すネタになる
などのメリットも多いです。
出来れば行政書士事務所が良いですけど、求人がなかったら弁護士事務所でも税理士事務所でもなんでもOKです。
周りが遊んでいる中でも勉強できるか?
正直大学生のうちから行政書士の勉強をしているというのは結構珍しいと思います。
大学にもよりますが多くの大学生は講義もそこそこにサークルやアルバイトや仲間たちと遊んでいる人が多いでしょう。
そんな環境でも意志を強く持ち勉強を続けることが出来るなら、きっと合格も近いと思います。
でもやっぱり心が折れそうになる時もあるかもしれません。
そういう時はツイッターで勉強仲間を見つけて励まし合うとか、大学の行政書士講座を受けてみるとかするのも良いかもしれません。
場合によっては予備校に通ってダブルスクールをしたりするのも良いでしょう。
環境というのは想像以上に大事ですから、良い環境を見つけて自分の成長に繋げていきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
大学生が行政書士を取得するメリットを5つ紹介しました。
復習していきましょう。
- 就活で有利になる
- 公務員試験対策も兼ねる
- 努力できる人間の証明
- 単位認定される場合がある
- 起業という選択肢が増える
以上の理由から僕は大学生に行政書士の資格をおすすめしています。
もし興味が湧いたらぜひ挑戦してみてください!