行政書士の資格に興味があるんだけど、取得できたらどんなメリットがあるのだろう?
こんな疑問を持つ方に向けて書いています。
僕は働きながら行政書士試験を受験してギリギリ合格を果たしました。
その後人生の色々な場面で行政書士を取って良かったと思える瞬間があったので、それらを紹介します。
これから行政書士試験に挑戦しようかどうか迷っている人はぜひ参考になると思うので最後までご覧ください!
行政書士を取ったら自分に自信が持てた
自分の中で一番大きかったのがこれです。
僕は正直20代で行政書士試験に合格するまで、何かを成し遂げたり努力したりして人から褒められたり認められたりする経験が皆無でした。
だから自己肯定感が極端に低く、「俺なんてダメダメだ・・・」みたいな気持ちでずっと生きていました。
でも行政書士を取得したら、周りの友達や知人は相当びっくりしたようで、多くの人から「すごい!!」みたいな事を言われまくりました。
この経験から、「ダメダメな自分でもやれば出来るんだ」という自信が少しは付いて人生にかなりプラスな影響を与えてくれました。
行政書士取得後、面接での評価が一変!すごい人に見られる
面接での評価もガラッと変わりました。
僕は行政書士取得後に転職活動をして転職していますが、明らかに見る目が違います。
具体的に感じたことは、
- 単純に行政書士に合格するとはすごいと面接でよく言われた
- 「目標のために淡々と努力できる人間」だと思ってもらいやすい
- 転職先でも意欲的に勉強して成長したいという言葉に説得力が出る
資格を持っていなかった頃は上から目線だったり小馬鹿にしたような感じの面接官もたまにいましたが、行政書士の資格を取ってからはそういうのも少なくなりました。
こういうのを「ハロー効果」と言うようですね。
行政書士を取得すれば日常生活で役立つ法律知識が学べる
行政書士試験では民法という科目があります。
民法は日常生活に即した法律で、私たちの身の回りの生活のあらゆるシーンに密接に関連しています。
ですからその民法を学ぶことによって普段の生活に役立つ法律知識が得られるというのもメリットになります。
例えば、
- クーリングオフ
- 遺言
- 各種契約
- 法定利率
- 損害賠償請求
などの知っておいて損はない知識も行政書士試験を通して学べるのです。
行政書士があれば転職・就職に役立つ
一般的に転職や就職には使いにくいと言われる行政書士ですが、仕事はしっかり探せばあります。
少なくとも選択肢が増えることは確かです。
行政書士事務所に転職
行政書士事務所の求人も多くはないですけど、募集はあります。
もちろん住んでいる地域にもよりますけど、県庁所在地クラスの都市なら全くゼロというわけもないはずです。
どこの地域でも儲かっていて忙しい行政書士事務所というのはありますから、そういう事務所は人手を欲しがっています。
他士業の事務所に転職
行政書士以外にも他士業で行政書士の資格を持っている人を優遇するところもあります。
僕が知っている限りだと、
- 司法書士事務所
- 税理士事務所
- 土地家屋調査士事務所
などは特に行政書士の資格を優遇していたりします。
行政書士を取得して上記のような事務所にとりあえず就職してみて、士業の仕事がどんな感じなのか知ってみるのも良いと思います。
慣れてきたら行政書士に関連する仕事を任せてもらえるように働きかけるのも良いですね。
>>行政書士と司法書士の難易度を比較した記事↓
企業の法務部に転職
こちらも数は少ないですけど、募集はあります。
法務部とか契約関連の部署、あとは事務職とかですね。
許認可に係る部署で行政書士を持っている人を優遇する場合もあります。
いざとなったら独立開業も出来る
いざとなったら何歳からでも独立開業できるのも行政書士の魅力。
企業に雇用されて、そこからの収入だけに頼って生きるのも不安がありますよね。
近年は大企業のリストラが増えてきているように、どんな人もいつ職を失うか分からない時代です。
そんな時に「いざとなったら独立もできるんだ」という選択肢を保険として持っておくことは精神的に非常に良いです。
早期退職をして始めたり、定年退職後に始めたり、20代から始めたりと行政書士をスタートさせるタイミングは様々。
在宅ワーク中心の働き方も可能
行政書士なら最近話題となっている在宅ワーク(テレワーク)的な働き方も十分可能です。
依頼者とはなるべく電話やメールでやりとりして、自分は事務所の中でコツコツ書類作成。
役所への申請もなるべく電子申請を活用するようにすれば、在宅ワークの形を整えることも出来るようになるでしょう。
行政書士で独立して上手くいけば収入は青天井
行政書士のメリットとして最後に紹介するのは、独立して上手くいけば収入が青天井ということです。
食えないと言われる行政書士ですが、人によって年収の幅は広く、中には年収1000万を軽く超えている人も多くいます。
結局は個人の営業力や努力次第で稼ごうと思えば稼ぐことも可能な仕事です。
もし今大企業に勤めているとか、養っている家族がいるとかなら挑戦しにくいという気持ちも分かりますが、
- 独身である
- 貯金に余裕がある
- アルバイトや派遣社員である
- 失うものはないから一発狙いたい
こういう人は思い切って開業してみても良いと思います。
20代から行政書士を取得しておけばメリットを長く享受できる
ご存知のように行政書士の資格は一生涯有効ですから、早く取れば取るほどメリットを長く受けられます。
特に20代で取得したらその後の選択肢も多いし、公務員試験や転職など開業以外にも役立つので本当にオススメです。
行政書士の開業者は高齢者が多く、受験生は30~40代の人が多いと思うので、20代というだけで他の人と差別化できますよ。
まとめ
いかがでしょうか?
行政書士のメリット6選についてまとめてみました。
記事の内容を復習すると、
- 自信が持てる
- 面接で評価が一変する
- 日常生活に役立つ法律知識が学べる
- 転職・就職にも意外と使える
- いざとなったら独立できる
- 独立して上手くいけば高年収
このようになります。
記事の冒頭で書いたように「自信が持てる」というのが僕にとっては一番大きかったです。
自己肯定感を高めて自信が持てることは人生のあらゆる場面で有利に働きます。
もちろんそれだけではなく、キャリアアップしたい人、一発逆転したい人、独立してみたい人などたくさんの人におすすめできる資格なので興味があればぜひ受験してみてください!
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