行政書士に興味があるんだけど、どうやったらなれるのだろう?
こんな疑問に答えていく記事です。
法律系の国家資格である行政書士になるためには主に3つの方法があります。
それぞれの方法の特徴を徹底解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
行政書士試験に合格する
一番ポピュラーでオーソドックスな方法が年に1回開催される行政書士の国家試験に合格することです。
試験に合格しさえすれば文句無しに行政書士になれる権利を獲得することが出来ます。
学歴・年齢不問なので、ぜひ興味を持ったらチャレンジしてみてください。
10代から70代まで幅広い年齢層の人が合格しています。
公務員の行政事務を20年やって行政書士になる
公務員として事務職の仕事を20年やると、行政書士の資格が貰えます。(高卒の人は17年)
行政書士はお役所相手の仕事であり、行政庁に提出する書類のプロです。
ですからその相手方である公務員にも当然行政書士の仕事の知識はあるので、20年勤務して行政書士になれるのは不思議ではありません。
実際に公務員を定年退職して、その後行政書士を開業するというケースも結構多いです。
定年後の小遣い稼ぎでやっている人もいれば、バリバリ働いて公務員時代以上に稼いでいる人もいます。
弁護士・弁理士・公認会計士・税理士なら無試験でなれる
- 弁護士
- 弁理士
- 公認会計士
- 税理士
これらの資格を持っていると行政書士にそのまま登録することが可能。
多いのは税理士さんが登録するケースです。
「今までは知り合いの行政書士に仕事を振ってたけど、数が多くなってきたから登録して自分のところでやろう」という人もちらほら居ます。
高卒でも行政書士になれる?
これは問題なくなれます。
受験資格でも大卒などの要件はないので、高卒でも普通に受験可能です。
詳しくは>>>行政書士の受験資格は?高卒でも受験可能なの?
行政書士になるには国家試験に合格するのが近道
3つの主要なケースを紹介しましたが、一番おすすめなのは国家試験に合格することです。
公務員経由で行政書士になる場合は20年という途方も無い長い時間がかかるし、行政書士も公務員試験も難易度は同じくらいです。
弁護士などの他士業は全て行政書士より難関になるので、行政書士になるために上記4つの資格を目指すのは意味が分かりません。
結果として正攻法で試験に合格することを目指すのが一番の近道になるのです。
行政書士として活動するには日本行政書士会連合会へ登録が必要
行政書士に合格したり、弁護士などの資格を取っても、そのまますぐに行政書士として仕事ができるわけではありません。
行政書士になるためには、「日本行政書士会連合会」というところへ登録して行政書士として届出をしないといけません。
試験に受かって一刻も早く行政書士として活躍したい気持ちは分かりますが、しっかり登録を完了してからにしましょう。
行政書士になれないケース
行政書士になれないケースを簡単に載せています。
詳しくは日本行政書士会連合会のホームページや行政書士法を見て確認しましょう。
未成年者
試験合格は有効なので、10代で受かっておいて成人したらすぐに行政書士になるというのも良いかもしれません。
破産して復権していない人
自己破産した人は注意が必要。
禁錮以上の刑に処せられ、3年を経過しない人
こちらも注意。
懲戒免職、業務禁止、除名などの処分を受けた人で3年を経過しない者
公務員で懲戒免職を受けた者、業務禁止を受けた行政書士、除名などの処分を受けた他士業は注意。
まとめ
いかがでしょうか?
行政書士になる方法についてまとめてみました。
色々と方法がありますが、結局はオーソドックスに試験に受かることを目指すのがおすすめです。
行政書士の約7割くらいは試験合格者と言われています。
ぜひ正攻法で受験して行政書士となる権利を勝ち取りましょう!
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