行政書士試験は難関で、合格しようと思ったら相当長い期間頑張って勉強しないといけないのは、皆さんご存知だと思います。
では、相当長い期間とは具体的にどれくらいなのでしょうか?
巷では行政書士に短期合格した人の例なども多数ありますが、そういった人はどれくらい学習したのでしょうか?
この記事では行政書士に合格するための勉強期間について、実際に受験したことのある僕が答えます。
これから行政書士を目指す受験生の参考になるような記事にしていきますので、良ければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
独学で半年勉強して行政書士に受かる事は可能・・・だけど相当きつい
行政書士の短期合格というと半年くらいをイメージする人が多いかと思います。
ネットの短期合格の書き込みでもこれくらいの期間の人が多いですよね。
半年以下の3ヶ月とか2ヶ月で合格できるというのはよっぽど運が良いとか、既に法律知識を持っていた人じゃないと厳しいと思うので、あまり参考にはなりません。
現実的に最短で行政書士を目指そうというのならやはり半年くらいからが目安になるのかなと。
これを聞いて、
「じゃあ自分も半年で合格を目指そう」
と考えるのはちょっと待ってほしいです。
実際問題、半年で行政書士に受かるというのは至難の業だと僕は思います。
これができるのは、
- 難関大学出身で勉強のやり方を熟知している
- 身近に行政書士受験を指導してくれるプロがいる
- 行政書士受験専業で時間がたくさんある
これらに当てはまるような人になるでしょう。
勉強とは計画通りにいかないことも多いので、最初から半年という計画で行くのは大変危険です。
もっと余裕を持って期間を設定した方が良いと思いますよ。
行政書士の標準的な学習期間の目安は1年間
行政書士に挑もうと思ったらやはり1年前くらいからぼちぼち準備していくのが一番良いと思います。
キリも良いので、勉強計画も立てやすいでしょう。
いきなり最初から全開で行く必要もなく、最初はちょっとずつ慣らして勉強していく感じでも良いですよ。
僕も勉強を始めたころは1日30~60分くらいしか勉強できませんでした。
それを少しずつ増やしていき、試験前には何時間もこなせるようになっていれば良いのです。
行政書士の勉強においてスケジュールを立てるコツ
先程も書きましたが、当初の計画通りに勉強が進むということは珍しいかと思います。
仕事や家庭の事情、モチベーションなどの関係で思うように勉強が進まないという日も当然あるでしょう。
そんな時には無理して勉強するよりも一旦休んだ方が結果的には良い場合もあります。
1年もあればそれなりに色々なことがあると思うので、それを見越して余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
- 計画を細かく決めすぎない
- 予備日を設ける
- 定期的にモチベーションを上げる小さな楽しみを組み込む
などは僕が実際にやっていたオススメの方法です。
行政書士に独学で半年合格を狙う勉強法
以下で科目ごとの独学に適した勉強法を解説しています。
気になる科目からご覧ください。
1:憲法の勉強法
2:民法の勉強法
3:行政法の勉強法
4:商法・会社法の勉強法
5:一般知識の勉強法
6:記述式の勉強法
行政書士は2ヶ月、3ヶ月で受かるのか?
いくらなんでも2,3ヶ月は無謀すぎると思います。
受験料の無駄になる確率が高いのでやめといたほうが良いです。
「運が良かったらあるいは・・・」と思うかもしれませんが、行政書士試験には記述問題もあるし5択だしそこまでザルな試験ではないです。
たまに超短期で受かったという声がありますが、そういうのは
- 他の資格の勉強をしていて法律知識が前からあった
- 天文学的に運が良かった
- 短期で超高密度かつ長時間の勉強をした
など普通の人ではマネできない理由があったからだと思います。
凡人はコツコツ1年計画で勉強していくのが結局は一番良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
行政書士の勉強期間についての解説でした。
まとめると、
- 半年で合格は可能だが相当厳しい
- だいたい1年くらいの勉強期間が目安
- 余裕を持った勉強スケジュールを立てよう