行政書士の受験のコツ

行政書士の試験に六法は必要?持ち込みって可能なの?

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行政書士の受験のコツ
受験生
受験生

行政書士の受験勉強を始めたのですが、六法を買うかどうか迷っています。必要なのでしょうか?

こんな疑問を持つ方はいませんか?

参考書だけで合格できるのか不安になって六法の購入を検討する気持ちはよく分かります(笑)

僕も過去に同じような経験をしました。

そこでこの記事では行政書士試験に六法が必要かどうかを掘り下げて解説していきます。

行政書士合格のために参考になる話だと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください!

結論から言うと、行政書士試験に向けて六法は買っておいた方が良いと思います!(独学者の方は特に)※ただし、使い方には注意しましょう

行政書士試験に六法はいらない?

冒頭でも書きましたが、行政書士試験の勉強に六法は買っておいて損はないと思います。

絶対に必要かと言われたら、そこまででもないのですが、あった方が良いことは確かですね。

特に独学で勉強されている方は参考書の理解を深めるためにも買った方が良いと思います。

ちなみに僕も試験勉強の初期は六法を持っていなかったのですが、途中から必要性を感じて購入しました。

買って後悔はしてないですし、むしろもっと早く買えば良かったとも思っています。

六法を持つメリットは?

参考書だけでは理解が追いつかないところも、六法で改めて条文を確認することによって、より深く理解できると言うことです。

ちょっとした書き方や表現の違いで分からなかった部分が分かったりするので、基本書と六法の両方に当たってみるのはおすすめです。

また六法を1条から順番に読み進めていくことによって、法律の流れや趣旨を大雑把に把握できることもメリットの一つ。

各法律には目的があり、その目的や趣旨というのは第1条で簡潔に表されています。

行政書士の試験問題を解く時はその目的や趣旨を頭に入れて思考していくと、結構正解が分かったりします。

行政書士用のおすすめの六法は?

六法と言ってもたくさんの種類があります。

  • ポケット六法・・・安価でコンパクト、学生向け
  • 判例六法・・・ポケット六法に加えて判例の抜粋が入っている
  • 六法全書・・・非常に分厚く多数の法律を収録したプロ向け
  • 各資格向けの六法・・・行政書士試験用、司法試験用など

この中で行政書士試験に最適な六法はどれでしょうか?

答えは「行政書士試験用の六法」となります。

試験用に作られただけあって、使い勝手も良く副教材として人気があります。

例えば以下のような受験用の六法は、重要な条文が示されていて、判例、過去問ともリンクしているので、基本書の勉強の補助に非常に便利です。

行政書士受験における効果的な六法の使い方

ここでは六法の効果的な使い方を説明します。

問題を解いたらその該当する条文を読む

過去問を解いたら、その問題に対応する条文を読み込んでいきましょう。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、これを継続すると力が付いていきます。

関連する前後の条文にもさらっと目を通す

紙の六法だとなお良いのですが、前後の関連する条文も軽くみておくと、良いです。

例えば過去問を解いて、それに関するする第10条を読んだとするなら、8~12条あたりも軽く見るのです。

この方法も実力が付くのでオススメ。

最初から最後まで通しで一気に読んで流れを理解する

僕は行政法の各法律でこの方法をやっていました。

さすがに1000条以上ある民法では無理です(笑)

時間のある時にガーッと通しで読むことで法律の大きな流れや概要が分かるのでおすすめですよ。

寝る前や電車の中でパラパラめくる

寝る前は記憶が定着しやすいので、パラパラと六法に目を通して、

「あっこの前勉強したところだ」

「こんな条文は初めて見たな」

「ここは意味がよく分からないから明日調べよう」

などと考えていくと、良い感じに「行政書士脳」になります(笑)

注意!六法はあくまでも補助教材

六法にハマりすぎて基本書や過去問が疎かになることは不合格への道だと思います。

あくまでも補助教材として活用して、細かすぎるとこまで見たり重箱の隅をつつくような使い方はしないようにしましょう!

合格した後ならいくらでも読めるので、合格するまでは効率的な使い方をすることを目指しましょう。

六法を使って勉強した感想

良いと思ったことは以下の通り。

  • 問題集の解説+六法を読むことで二重に理解が深まる
  • 六法を引く癖がつくと、勉強の理解度が上がった気がする

逆にデメリットは以下のようなこと。

  • いちいち引くのが面倒くさいときがある
  • かさばるので持ち運びが大変
  • 解説の方が分かりやすいときがある

行政書士試験に六法の持ち込みは出来ません

たまに行政書士試験に六法を持ち込めるのか疑問に思う方がいますが、試験に持ち込みは不可です!

司法試験ではないので、行政書士試験は持ち込みは認められておらず、しっかり勉強して望まなくてはいけません。

そもそも仮に持ち込みが出来たところで、いちいち調べながら問題を解いていたら、完答できずにあっという間に試験終了時間になってしまいます(笑)

六法は試験までの勉強にガッツリ活用していきましょう!

そして行政書士試験は時間との戦いなので、バンバン即答していきましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

行政書士試験に六法が必要かどうか?についてまとめてみました。

復習すると、行政書士試験用に六法は必要かと思います。

独学者の方は特にそうですけど、買っておいて損はしないはず。

  • 行政書士試験用の六法を買おう!
  • あくまでも補助教材としてハマりすぎないように!
  • 問題を解いたら六法を引くクセを付けよう!
  • 関連する前後の条文も読もう!

こんな感じのことをアドバイスしました。

ぜひあなたの行政書士合格への参考にしてください。

では、ご精読ありがとうございました!

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