行政書士の予備校を利用するべきかどうか悩んでいます。独学や通信講座と比べてメリットやデメリットはどうですか?
こんな疑問を持つ人はいませんか?
行政書士の勉強スタイルには様々なタイプがありますが、その中の一つに予備校を利用するというものがあります。
ただ、予備校にいざ通うとなると安くない費用がかかったり生活がガラッと変わったりするので、なかなか踏み出しにくい人もいると思います。
そこでこの記事では予備校(通学)を利用するメリットとデメリットをまとめ、予備校を利用するべき人の特徴を解説しました。
「行政書士の通学」に関して悩んでいる人には参考になると思うのでぜひ最後までご覧ください!
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行政書士の主な勉強手段は3種類
行政書士の勉強スタイルには大きく分けて3パターンあります。
- 独学
- 通信講座
- 通学
この3つです。
それぞれのスタイルにはメリットとデメリットがあり、自分に合ったスタイルを決めて勉強していくことが大事です。
ちなみに僕は独学でやっていました。
独学はお金があまりかからない代わりに自制して自分でモチベーションを上げていかなくてはいけないので、すごく大変でした。
通信講座は独学と通学の中間的なイメージで、一番バランスが良い勉強方法かなと思います。
詳しくは行政書士の通信講座でオススメはどこ?人気上位4社を徹底比較!の記事でも解説しています。
そしてこの記事では通学についてスポットライトを当ててより詳細に解説していきます。
通学というのは簡単に言うと、実際の校舎に通い、講義を聞いて勉強していくスタイルです。
多くの資格予備校が行政書士コースを設けており、年齢も性別も様々な人達が合格を目指して一生懸命勉強に励んでいます。
それでは続きをどうぞ!
行政書士の予備校を利用するメリット4選
モチベーションが維持しやすい
やはり一番大きいのはモチベーションの維持でしょう。
独学をしていて半年~1年勉強を継続していく中でモチベーションを保ち続けることが出来る人などいるのでしょうか?
僕は何度も心が折れそうになりました(笑)
「もう勉強を辞めてしまって遊びたい・・・」
「このまま続けても合格なんて無理じゃないか・・・」
「どうしてもやる気が出なくて辛い・・・」
多くの独学者の皆さんがこのような不安に苛まれるはずです。
その点、予備校に通っていると、講師の方や受験仲間から良い刺激をもらい、やる気が出たりモチベーションが上がったりする機会は多いと思います。
また高いお金を払っているのだからしっかり頑張ろうという金銭的な面でもやる気も出るはずです。
効率の良い勉強法を教えてもらえる
独学で自分のやり方で勉強しているといつの間にか非効率な勉強法にハマっている場合があります。
資格受験は限られた時間の中で如何に効率良く学習を進めていくことが出来るかが合格の分かれ目なので、非効率な勉強を続けるほど合格から遠ざかってしまいます。
しかし独学だとそれに気付くことも出来ず、試験日を迎えて撃沈というパターンも多いです。
その点、通学だと勉強法に関しての情報に溢れていて、自分のやり方をいつでも相談してフィードバックしてもらえることもできます。
しかも相手は行政書士試験を知り尽くした受験のプロなので、何も知らない人から適当なアドバイスをもらうのとは訳が違います。
勉強法については下記の記事も参考になると思います。
直接質問したり悩みや不安の相談も可能
独学や通信講座との大きな違いは「直接」、「すぐに」疑問点を質問できることです。
独学をしている人にとってはこれがどれだけありがたいことか分かるはずです。
僕の話になりますが、初めても行政書士受験で疑問は次々と出てきます。
ネットで調べて分かることも多いですが、「これどっちなの?」みたいな疑問も多く情報の取捨選択をして自分で考えていく必要もあります。
結局よく分からないまま有耶無耶になったり、納得した気になっただけの事柄もありました。
身近に相談したり質問できる人が一人でもいれば救われるのですが、そんな都合良く身の回りに行政書士を知り尽くした人なんていませんよね(笑)
そんな大きな悩みが解消できるのが、予備校通いという選択肢です。
モチベーションの維持も自分でできるし、勉強法も知っているという人でもこればっかりは自分ではどうしようもないのです
切磋琢磨する受験仲間ができる
予備校に通うと年齢も性別もバックグラウンドも様々な人がいて、みんなが行政書士合格という共通の目標に向かって努力しています。
そんな環境にいると自然と「自分も頑張ろう」と思えるのではないでしょうか。
一緒に勉強しているのですから、息抜きに話もするでしょうし、受験の情報交換などもやっておいた方が良いでしょう。
そうする過程で受験仲間が出来て、お互いに切磋琢磨しながら高めあっていけるかもしれません。
行政書士の予備校を利用するデメリット3選
費用が高い
やはりネックになるのは費用面でしょうか。
通学を選択するとなると20万~くらいは覚悟しておいた方が良いと思います。
決して安くはない値段ですが、「効率良く合格するために時間を買う」とか「モチベーションを維持するためにやる気を買う」と思うと良い投資だと僕は思います。
また、「時は金なり」ということで、独学で2~3年かけて安く合格するよりも、多少費用がかかっても短期で合格できる方がトータルで考えると安いのかもしれません。
時間と場所を制約される
通学ということで、時間や場所は決まっているので、それに通える人じゃないと予備校利用は厳しいです。
社会人で残業が多い人などは毎回通学するのは難しいかもしれません。
毎回通学出来ないのなら、通学を選んでもお金の無駄なので、通信講座を検討すると良いでしょう。
また、立地なども地味に重要ですね。
- 交通手段はどうするのか?
- 長時間歩いて疲れたりしないか?
- 校舎は綺麗か?
- 校舎の設備の利便性は?
- 自習できるような施設はあるか?
- 近隣の飲食店は?
- 雰囲気は?
実際に通うとなると色々な事を気にすると思います。
まずは資料請求をして、そして実際に下見や見学に行くこともおすすめします。
マイペースで勉強したい人には向かない
ある程度管理されて、強制的に勉強を促してくれるのが予備校の良いところです。
逆にそういうのが窮屈でマイペースでも勉強を希望する人は通学は向いてないかもしれません。
そういう人は独学か通信講座を検討しましょう!
どんな人が行政書士の通学を利用するべき?
通学を利用するべき人は以下のような特徴を持っています。
- 受験勉強や資格勉強の経験が無く、勉強法が分からない人
- サボれる環境だとサボってしまう意思が弱い人
- 講義中心の学習をしたい人
- 仲間と励ましあいながら一緒に勉強していきたい人
- 効率良く短期間で合格したい人
- 時間に融通が効く人(学生や自営業)
デメリットを踏まえた上で、それでも通学を利用することに価値を感じるのならぜひ検討してみるべきです。
特に上記の特徴に当てはまるなら独学や通信講座よりも通学の方が向いていると思います。
行政書士の予備校の選び方は?
予備校は色々とありますが、実績のある有名な大手を中心に検討すると良いかと思います。
やはり大手の方がノウハウもあるし、良い人材も揃っているでしょう。
その上で、立地や自宅からの距離、カリキュラムや費用などを比較して決めると良いでしょう。
予備校なので当然、相性もあります。
実際に見学に行ったり、説明会に行ったりして、複数の学校を比較して一番自分で気に入ったところを選ぶと良いでしょう。
「金額だけで考えて一番安いとこしか受けない」とか「ネットの評判だけを見て実際に自分で雰囲気を知らないまま契約した」とかは失敗の元なのでやめましょう。
ここでは行政書士の予備校の大手を3つ紹介します。
それぞれリンクから公式サイトへ行けるので、ぜひ資料請求をしてみると良いでしょう。
特に一番上の伊藤塾は法律系専門なので評判も良いみたいです。
自分を追い込みたいなら予備校利用もアリかも
行政書士試験は必ずしも予備校を使わなくても合格は可能です。
独学でも最近は質の高い教材があるし、予備校より安価な通信講座などの手段もあります。
それでもあえて一番高額な予備校という手段を利用する人は、それだけ行政書士になりたいという強い気持ちがあるのかもしれません。
「なんとしても今年行政書士に絶対に合格するんだ!」という意志で自分を追い込みたいのなら予備校を利用して行政書士の受験勉強にドップリ浸かってみるのも良いでしょう。
そこまでの温度感ではなく、仕事をしながら勉強して2~3年で合格できたら良いなと思う人は独学や通信講座を選んだ方が良いと思います。
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まとめ
いかがでしょうか?
行政書士の通学についてのメリット・デメリットと通学をするべき人の特徴をまとめました。
これから行政書士に挑戦したい方でまだ学習スタイルに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
個人的には疑問点をリアルタイムにすぐ質問できることが予備校の最大の魅力だと思います。
受験勉強時代は分からないことを調べたり答えの分からないことを悩んだりする時間が多すぎました。
その時間を短縮できるのなら、お金を払う価値はあると断言できます。
もちろんそれ以外にも質の高い講義やモチベーションの維持、受験仲間ができることなど魅力はたくさんあります。
もし通学スタイルに興味を持ったら下記の公式サイトから資料請求をしてみて、実際に説明会に行ったり校舎の見学に行くことをオススメします。