行政書士の開業

【自宅開業の例】行政書士の開業費用はいくらくらいかかる?

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行政書士の開業

「行政書士の開業を考えているけどお金ってどれくらいかかるのだろう?」

こんな疑問に答えていきます。

僕は28歳で未経験の状態から行政書士事務所を開業して、1年半ほどで廃業してしまった者です。

なので実際にどれくらい開業費用がかかるのか体験談を元にお話できると思います。

関連記事:【廃業しました】行政書士が食えないと言われる理由4選

自宅での行政書士の開業費用は50万円ほどかかった

ぼくが行政書士事務所を開業するに当たってかかった初期費用は約50万円です。

自宅開業だったので、家賃もかからず、備品も最低限揃えるだけでした。

なので、オフィスを借りてバリバリやっていくつもりの人に比べてお金は全然かかってないと思います。

それでも最低限、これくらいはかかるので、開業を考えている人は余裕を持って貯金もしておくことをおすすめします。

まあ、他のビジネスに比べたら初期投資も少額で賄えるし、ランニングコストもあまりかからないので、費用面では行政書士開業は持続力の高い事業だと思います。(ぼくも、借金がーとか資金繰りがーとうよりは営業が出来なくて稼げなくて辞めた。。)

行政書士開業資金の内訳

約50万円の開業資金の内訳です。

  • 行政書士会への登録料・・・約30万円
  • 固定電話・・・約1万円
  • スーツ(新調した)・・・数万円
  • 本棚とデスク・・・数万円
  • 文具や細々とした備品・・・数万円
  • ホームページのサーバー代ドメイン代・・・1~2万円

一番お金がかかるのはやはり行政書士会への登録料です。

こればっかりは支払わないと行政書士として活動できないので仕方なしですね。

都道府県によって20~30万円ほどと開きがあったように思います。

自分の開業するつもりの都道府県が安かったらラッキーですね笑

後は固定電話やスーツ、デスクなど色々と買っていたら10~20万円ほどになってしまいました。

ちなみに自宅開業なので、お客さんが家に来ることはないと考えて応接セットなどは買っていません。

他の先生でも喫茶店やコワーキングスペースなどで打ち合わせをしている方も多いようです。

行政書士の開業資金が足りないなら融資を受けるのもあり

行政書士として開業するなら、国の創業融資の制度を使うこともできます。

日本政策金融公庫というところに相談をしてみると良いでしょう。

事業計画書を書いて申込みをして面談を受けたら資金を融資してくれます。

資金に余裕がないと満足な営業も出来ないし、にっちもさっちも行かなくなると困るので、借りれるなら借りておいた方が良い気がします。

ちなみに僕は融資などは受けていませんでした。

なんか借金するのが嫌だったんですよね、感覚的に。

もうこの時点で個人事業に向いてないみたいな感じですけど笑

自宅である程度貯金もあったし固定費もそれほどかからないから、まあいっか思って借りませんでした。

行政書士をやる上で月々かかるランニングコスト

行政書士はランニングコストが低い事業です。

  • 行政書士会への会費→数千円(5000~8000円)くらい
  • 固定電話の料金
  • ホームページのサーバー・ドメイン代

これくらいなものなので、あまり稼げなくても何となく続けている人も居るかと思います。

それでもやっぱりチリツモですし、行政書士として活躍してないのに会費だけ取られるのは嫌なので、僕は撤退してしまいました。

そんな感じで行政書士の開業費用についてお伝えしました。

これから開業を考えて居る人の参考になれば幸いです。

行政書士は低資金で開業できますが軌道に乗るまでに時間がかかるのが一般的です。なのである程度の貯金を用意しておかないと早々に撤退するハメになります。かといってアルバイトを並行してやっていてもいつまで経っても行政書士として目が出ないかもしれないので、難しいところです。

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ここまでありがとうございました!

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